けん玉は、よく知られているように日本の伝統玩具です。その起源はヨーロッパにあると言われています。フランスの「ビルボケ」が原型だとされており、それが日本へ伝わったのは1700年代であると言われています。
 その玩具が今の形になったのが、大正時代、その発祥の地は広島県廿日市市です。廿日市市では最盛期けん玉生産が全国の7割以上だったそうです。
 そして今から30年足らず前、故・藤原一生さんにより、日本けん玉協会が設立されました。そこからけん玉は、おもちゃから競技・スポーツとしての側面を見出され、進化していきます。
 級や段の制度、大会も年に大きな大会が4つ、他にも様々な大会が開催されています。そして、技の総数は数千種類あるともいわれており、一般に知られているよりはるかに奥の深い、魅力のある世界が広がっています。
 しかしその奥の深い世界をご存知の方も少ないのが現状で、残念に思っています。まだまだ成長期のけん玉界で、私たちもその発展に一役買えればと思っております。 

けん玉の級の認定について

けん玉にも、「級」や「段」の制度があります。ここでは、けん玉の「級」について紹介していきたいと思います。

 

まず、大皿~灯台までの10個の技は、10回挑戦して、規定の回数をクリアしたら合格です。つまり10級ならば大皿を10回挑戦して1回でも成功したら合格、8級なら大皿3回・小皿2回・中皿1回をそれぞれ成功しなければなりません。最後の「もしかめ」は、2回挑戦できて50回続けば成功です。また、飛び級は認められません。
 というのがだいたいのルールです。練習すれば結構どんどん級が上がっていくので、まずは1級目指してがんばってください!ここまでくれば、いろんな技ができるようになりますよ。

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広島大学 学生会館 集会室5